2018年ポケモン映画: 「みんなの物語」完全ネタバレ感想・考察

2018Kanso

2018年ポケモン映画「みんなの物語」を鑑賞しました。

個性的な特徴を持つ登場人物達がおのおの動き出し、それぞれの物語がやがて1つの大きな物語となります。

今回の記事では「みんなの物語」の感想と考察をエンディング後まで完全ネタバレでお届けします。

画像引用:ぽけりん

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登場人物 まとめ

「みんなの物語」には多くの登場人物が登場しています。

それそれの行動が他の人物の行動と繋がり、やがて1つの物語になります。

  • サトシ:ご存知、絶対的主人公です。
    相棒のピカチュウと一緒にフウラシティにやってきました。
  • リサ:ポケモン初心者の女子高生で、オシャレが大好きです。
    弟のリクにあるポケモンのゲットを頼まれてフウラシティにやってきます。
    元陸上の選手でしたが、怪我をして引退、現在は直っていますが走ることに恐怖を抱いています。
  • ラルゴ:フウラシティのオリバー市長の娘で、何か隠し事をしているようですが…
  • トリト:ポケモンの研究家の男性で、研究発表のためにフウラシティにやってきました。
    極度の人見知り、話すことが苦手で問題を1人で抱え込もうとします。
    そのせいで研究仲間とは折り合いが悪いです。
    そして、研究発表を頼んでいた人物が来れなくなりピンチを迎えます。
  • カガチ:妹(リア)と姪っ子(リリィ)といっしょにフウラシティに観光にやってきた中年の男性です。
    リリィを喜ばせるためについウソと見栄を張ってしまいます。
    また、投球ゲームでど真ん中に命中させる等投球に自身がまります。
  • ヒスイ:ポケモン嫌いの風変わりのおばあさんでです。
    昔のある事件がきっかけでポケモンを避けるようになってしまいました。
    また、あるものを大事そうにしています。
  • ポケチューバー
    ネットを使ってポケモンの情報を配信している謎の人物です。
    作中ではフウラシティの「風祭り」の紹介をしていました。
  • ロケット団:ご存知、ラブリーチャーミーな敵役です。
    すでにサトシとも顔見知りでピカチュウを狙っている…..と思ったら「ラムの実ジュース」で大もうけをたくらみます。
    また、今回は手持ちにソーナンスが加わっています。

風祭り

フウラシティでは灯台の聖火の導きにより、伝説のポケモン、ルギアが風を送っているとされています。

フウラシティはその風を発電に利用したりして発展してきました。

風祭りの最終日にはルギアが現れ、風邪を貰う約束をします。

ポケモンゲット大会

サトシは子供達とトラブルを起こしたラルゴと出会い、その後、ポケモンゲット大会に出場します。

また、カガチもリリィのためにポケモンをいないにも関らず見栄を張って参加をします。

そして、トリトの研究発表を代わりに行うことを条件に手を組みます。

結果は

サトシは途中バンギラスの暴走を止めるために奮闘し、2位に終わります。

カガチはトリトの的確な指示もあり優勝します。

カガチは優勝インタビューでとっさに

  • 「この町にレアポケモンがいる」

ととっさに嘘を付き、拡散されてしまいます。

また、リサに「探しているポケモンは山にいる」とごまかしてしまいます。

そのころヒスイは

ゲットチャレンジ前、ヒスイはトリトの研究施設を訪ねサインを貰いにいきます。

そこで「あまいかおり」の薬品が掛かってしまし、ポケモン達になつかれるようになって困り果ててしまいます。

いたずら発生

翌日、フウラシティでは洗剤がまかれるなどのいたずらが発生します。

  • サトシ
  • リサ
  • カガチ(リサに嘘がばれてしまったので仕方なく)

達は復旧を手伝います。

リサ初めてのポケモンゲット

復旧後、サトシはリサにピカチュウを貸し、イーブイをゲットするのを手伝います。

ここでサトシのトレーナーとしての成長が見られます。

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トラブル発生

サトシ達が復旧を手伝ったことで風祭りは無事に再開します。

が、

カガチはトリトの研究発表に間に合うことができず、トリトは1人で研究発表を行います。

そして、緊張のあまり誤って「ゲット大会でカガチをサポートしている映像」を流してしまい、不正をしていたことがバレてしまいます。

さらに、リリィにはポケモントレーナーではないこともバレ、リリィはショックからその場を立ち去ってしまいます。

カガチは「リリィはに会わせる顔が無い」としてフウラシティから立ち去ろうとします。

事件発生

ロケット団が研究施設に忍び込み薬品を盗んでしまいます。

また、灯台の聖火も盗まれ風が弱まってしまいます。

トリトの力を借り、犯人を探し出しますがなんと犯人はラルゴでした。

ラルゴは自分達を助けたことで傷ついた

  • 幻のポケモン:ゼラオラ

を守ろうとしていました。

カガチが「レアポケモンがいる」といったことで多くの人がやってくることを恐れて、風祭りを中止にしようとしていました。(実際にポケモンハンターがやってきてしまいました。)

ゼラオラの真実

ゼラオラは森のヌシとしてポケモン達を守り暮らしていました。

しかし、フウラシティが発展するさい山火事が起き人間たちは自分達を守るのが精一杯で森は見捨てられました。

また、ゼラオラの噂を聞きつけ多くの人間達が押しかけました。

そのため、ゼラオラは人間を憎むようになったのです。

ゼラオラを守るために「ゼラオラは死んだ」と嘘を付き続けることにしました。

大事件発生

ロケット団が盗んだ研究結果を無くしてしまったため暴発、そして、

  • ポケモンの「胞子」(痺れ等が起きる危険なのも)

が撒かれてしまい、さらにその影響で変電所が爆発し山火事が発生します。

ゼラオラの怒り

山火事が発生し、ゼラオラはポケモン達を守ろうとしますが、その怒りをサトシ達人間に向けます。

サトシは怒りを静めようとゼラオラとバトルをします。

ポケモンパワー!!

サトシ達はこのピンチに立ち向かうためそれぞれ動き出します。

  • サトシ、ラルゴ:ゼラオラの説得。
  • リサ:ルギアを呼ぶために聖火を灯台に戻す。また、弟のリクがサポートをする。
    がんばリサよ。(すみません、言いたかっただけです。)
  • トリト:解毒剤の開発。
  • ヒスイ:実は旧風車の開発者で、解毒剤を撒くために動かす。
    また、大切にしていたのは旧風車の鍵で50年前の火事で相棒のブルーが届けたが、ブルーを失ってしまった。
  • カガチ:なつかれたウソッキーの励ましもあり、取り残されたリリィ達を救うためにヒスイと旧風車へと向かう
    また、ウソッキーもゲットし本当のトレーナーとなる。

そして、みんなの力が合わさり物語りは終焉へ向かいます。

全体的な感想

全体的に登場人の行動や感情がしっかり描かれ、無駄なく活かされていたと思います。

これは

  • 「みんなの物語」というタイトル

に相応しいできでした。

特にカガチは

  • 真の主役

といっても過言ではないぐらいでした。

描写の活かし方も

  • 投球がうまい→ゲット大会優勝→最後の役割に繋がる

といった具合でよくできていました。

問題や疑問点

描写不足

無駄はありませんでしたが、一部人物の描写が不足していたと感じました。

  • ラルゴ:彼女の行いはかなりの大問題だが、あまり咎められたり償いをしていなかった印象がある。
    →ゼラオラの説得の役割をもっと強めてよかったと思う。
  • ヒスイ:経歴が分かるのが突然すぎ、また、最年長なのだから5o年前の事件の語り手としての役割はできたはず。
  • リサ:解毒剤関連の役割からは少し外れている気がする
    終盤でイーブイが進化すると思った人、正直に手を挙げてください。(ハイッ)

ロケット団関連

今回のロケット団はかなりの悪役となります。

具体的には

  • 危険な研究結果を盗み、適当に管理したために町に撒かれる
  • それが原因で変電所が爆発し、山火事が発生する

といった問題…..というより

  • 事件の元凶

でした。

それなのに最後は特に咎められることなくいつもの調子なのは違和感でした。(盗んだのはバレている)

それならポケモンハンターをただ逃がすだけではなく、「胞子」をばら撒く役割にして償わせることもできた気がします。

エンディング後

さて、エンディング後来年の映画の予告が公開されましたが、

  • 「ミュウツーの逆襲 revolution」

として第一作目をリメイクするようです。

今から公開が楽しみですね。

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