
まもなく、ポケモンGOは日本配信から一周年を迎えます。
そして、この記念すべき時に非公式サーチツールであった「P-GO SEEARCH」(通称 ピゴサ)が閉鎖されることになりました。
今回の記事ではピゴサの問題点を改めて振り返るとともに、原因、運営の対策、サーチツールがないポケモンGOについて考察します。
追記
管理人が閉鎖の理由を明かしました。
ピゴサの復活は本当がどうかを考察しました。
画像引用:https://twitter.com/pgosearch/status/887442422904479744/photo/1
目次
「P-GO SEEARCH」とは
「P-GO SEEARCH」(通称 ピゴサ)はポケモンの出現情報、個体値、技、レイドバトルの情報が分かるものです。
そして、公式には認められておらず、幾度となくユーザーに使用をやめるように呼びかけてきました。
しかし、あまり効果はありませんでした。
公式の回答、ピゴサの仕組み、問題点などは以下の記事をご覧ください。
ピゴサ 突然の封鎖
『P-GO SEARCH』は去年の7月24日に生まれました。
もうすぐ1歳ですが、実は誕生日を迎えることはできません。
7月23日にピゴサは閉鎖します。
ほんの短い間でしたがあなたのお傍にいられたことを嬉しく思います。 pic.twitter.com/67abaCvR4B— P-GO SEARCH (@pgosearch) 2017年7月18日
2017/7/18未明、ピゴサの管理人により、2017/7/23をもって
封鎖
が通知されました。
ピゴサはデータをサーバーから取っていたので、アプリ版にも今後、ポケモンが表示できなくなると思われます。
閉鎖の原因は
運営元であるナイアンティック社、及び、株式会社ポケモンに訴えられた(もしくは警告を受けた)ものと思われます。
管理人は賢い方なので
やばくなる前に逃げた
ようです。
追記 ピゴサ閉鎖の理由
ピゴサの管理人が、閉鎖の理由を明かしました。
画像引用:https://magical.kuku.lu/?num=100
あの最強の法務部からは
絶対に逃げられないです。
おそらく警告で、もし、復活したら
こんどこそ刑事責任
でしょう。
また、刑事責任は問われなかったようなので、利用者の履歴などのデータは押収されなかったようです。
追記と修正
刑事責任がはっきりしないのと、あくまで削除されるのは閉鎖後、管理人が保有しているものだけである可能性があります。
更なる追記
また、利用者のポケモンGOでのペナルティに関してもなさそうです。(おそらく、ナイアンティック社、株ポケから聞かされているのだと思います。)
更なる追記 運営は利用者を把握できるのか
以前のスラッシュBANの記事に運営はピゴサの利用者を把握できるのかについて考察を追記しました。
ピゴサの機能をもとに考えるとおそらく可能と思われます。
更なる追記
有名なエンジニアの方の話によると運営が把握することは可能のようです。
TPCi とは
「The Pokémon Company International」株式会社ポケモンの海外事業(正確には株ポケの子会社)のことです。
主に「ポケットモンスター シリーズ」に関する版権(ライセンス)や品質の管理などを行っています。
例
玩具メーカーにポケモンを使用したおもちゃの販売許可を出したり、ポケモンのイメージを損なっていないかなどを厳しく管理しています。
ピゴサの何が問題視されたのか
ポケモンGOの様々な知的財産を侵害、ようするに
ポケモンGOを模倣したアプリを作成、運営したこと
さらに、レア、高個体値のポケモン情報を表示させ、
開発者が想定したゲーム性、ルールやバランスを破壊したこと
などが原因で訴えられたと思われます。
そして、「ピゴサはポケモンGOと無関係である」とを証明することは不可能です。
また、その他のサーチツールも同様です。
他のサーチツールをはどうなる
他のサーチツールはピゴサからデータを抜き取っていたと思われるので、継続できなくなるでしょう。
また、最も影響力があったピゴサがなくなった以上、データを抜き取り、ツールを作成することはリスクが高く、運営は難しいでしょう。
サーチがなくなった今後は
ポケモンやレイドバトルの情報をサーチツールで得るのはほぼ不可能になるでしょう。
今後は
- ポケモンの出現はTwitter、ラインなどSNSで共有する
- ネットの掲示板などを利用することになります。
運営はどうするべき
サーチツールが流行った理由の1つに
地域格差の問題
があります。
地方のユーザーはポケモンの出現やポケストップが少ないことが不満になり、その不満を解消するためにサーチツールに手を出してしまいました。
よって今後は
地域格差を解消すること
が運営にとって最優先の課題になると思われます。
ピゴサ 閉鎖
2017/7/23(日)の早朝、ポケモンが表示されなくなり、ピゴサは終了しました。
画像引用:「P-GO SEARCH」
ピゴサ 復活?
どうやら名前を変えて復活した模様です。
おそらく、ピゴサや他のサービスを1人で行っていたとは思えないので別人がデータ等を引き継いだのだと思います。
ピゴサ(仮)は安全か?
別の記事でも書きましたが「ポケモンGO」自体に他のアプリをインストールしているかを判断することは技術的に可能です。
また、1度は運営(株式会社ポケモン)が止めたのでサーチツールに対する対応は強まると考えられます。
それ以前の問題として、開発者は
- 企業が管理している情報を盗み(ハッキング)アプリを作成、運営する
- 知的財産を侵害し、停止させられる
という行為をしている
犯罪者です。
サーチツールを使用すると
広告を通じて、お金を渡すことになります。
復活は本当なのか?
すでに「ピゴサが復活したと話題」となっていますが不自然なことがあり、本物(運営者が同じ)かどうが疑問が残ります。
株ポケ(知的財産権の管理)から要請があったということは警察が介入して、開発者(仲間も含め)の素性は発覚しているはずです。
また、今後こそナイアンティック社から
威力業務妨害
で訴えられると思われます。
この状況と以下の理由から復活の可能性は低く、別人が解析をし、コピーして作成していると思われます。
また、
ピゴサ停止までの流れ
- ジム改良・レイドバトル実装
- ピゴサがレイドバトルに対応
- ピゴサが閉鎖を発表、2日後、株ポケからの要請と復活はないと発表
- 翌日、シカゴイベントの詳細で、伝説のポケモン実装を発表
- ピゴサ終了と入れ替わりで伝説実装
とピゴサ終了の影響を最小限にするために運営がコントロールしているようでした。
横浜での悪影響を排除
横浜でのポケモンGOイベントには多くの人が集まり、平日でも回線がパンクし、エラーが起きることもありました。(ポケモンの出現範囲の拡大とdokomoの移動基地局車が出ることで対応)
もしここにピゴサが残っていれば、
- ポケモンの出現を把握するための大量botのサーバー負担
- ピゴサ(通知機能)使用での現地の回線圧迫
- メディアも入るのでポケモンGOのイメージも悪くなる
- レア・高個体値のポケモンを求めて、多くの人が移動し、けが人や事故
が起こり、より深刻な事態になっていた、最悪、イベントが潰れ、2度と同様のイベントができなくなる可能性があります。
そのため、横浜でのポケモンGOイベントを行うにはピゴサの排除が必須だったと思われます。
さすがに運営がイベント中での復活をさせてしまったとは考えにくいです。
さらに、株式会社ポケモンからも
威力業務妨害(イベント運営の妨害)
で訴えられるでしょう。
別人が作成しているとしたら…
ピゴサの影響力に便乗して、別人が作成しているとしたら
- アプリを通じて個人情報を把握する
などの行為をする可能性も否定できません。
いづれにせよ、運営がすぐに対応するでしょう。
終わりに
今回の記事では「P-GO SEEARCH」(通称 ピゴサ)の封鎖についてお伝えしました。