
多くの方がご存知だとは思いますが「P-GO SEARC」(以下 ピゴサ)と呼ばれるポケモンの出現が分かるサーチツールがあります。
ピゴサはポケモンGOの公式が認めているツールではなく、違法性が強いです。
この記事ではピゴサの原理や仕組み、規約違反、レアBANになるのかなどをお伝えします。
画像引用:「P-GO SEARCH 利用規定」
目次
- 1 追記 公式見解
- 2 ピゴサの仕組み 初期段階
- 3 ピゴサの仕組み 現在に至るまで
- 4 ピゴサはbotをどうやって走らせているのか
- 5 追記 ピゴサはとんでもない領域に…
- 6 ピゴサの利用は違反、BANされ.. 追記あり
- 7 追記 スラッシュBANの対象?
- 8 サーチツールに対する公式の見解
- 9 追記 サーチツールの使用者はどれくらい?
- 10 追記 公式でサーチツールを作ればいいんじゃないの?
- 11 追記 地域格差がひどい
- 12 追記 ピゴサ対策が遅れている理由
- 13 海外のサーチツールの対応
- 14 追記 レイドバトルでピゴサはどうなるのか
- 15 追記 悪質な場合は使用者も…
- 16 追記 仮にピゴサがある状況が続いたら
- 17 終わりに
追記 公式見解
公式サイドは不正認定
運営のナイアンティック社CEO、つまり、ポケモンGO開発トップ、「ジョン・ハンケ」氏が自伝本で、
- サーチツールをチート・不正
と認定していました。
ピゴサの仕組み 初期段階
ピゴサはポケモンGOリリース直後の初期の段階では海外の「Skiplagged」 、「ポケタン」などのほかのサーチツールからデータを流用していた模様です。
データ流用の証拠
2016/9ごろからピゴサの画面上にポケモンのアイコンで「Skiplagged」 、「ポケタン」などの文字が表示されました。
画像引用:情報科学屋さんを目指す人のメモ
これは「Skiplagged」 のデータを流用しているアプリをあぶりだす為の「Skiplagged」 側が仕掛けたトラップでした。
実際に「Skiplagged」 は以下のような投稿をし、データらが流用されていること示しました。
Not surprisingly people have been abusing this, to the point where lots of websites and mobile apps are calling it directly.
引用:PokemonGO DEV
日本語訳 驚くことではないが、人々はこれを悪用して、多くのウェブサイトやモバイルアプリが直接それを呼び出すようになっている。 といっても「Skiplagged」 はポケモンのデータを不正に収得していたのでナイアンティック社に対策され、使えなくなりました。 本来ならデータを流用していたピゴサも使えなくなるはずですが、ピゴサは生き残り日本のサーチアプリをほぼ独占している状態です。 では、ピゴサどのようにデータを収得しているのでしょうか? 現在、「ポケタン」などの別のサーチツールのほうが「ピゴサ」からデータを流用しているようで、「ポケタン」などのほうに「ピゴサ」と表示され、立場が逆転したようです。 データの流用ができなくなった後から現在にたるまでピゴサは大量のbotを走らせることでデータを少しずつ収得していると考えられます。 botはコンピュータによって自動化することをさします。 ピゴサの場合はPTCアカウントで作成して、サーバーからデータを自動的に取っていると考えられます。 そして、botの使用、及びデータを収得する(不正アクセス)行為はポケモンGOの利用規定に反している行為です。 また、最近、特にポケモンの出現が変化するイベント前後で、PTCがログインできない状況になると決まってピゴサも使用できなくなるのでこの説は強いと思われます。 おそらくピゴサーIDでPTCアカウントを作成し、bot化していると考えられます。 ピゴサーIDを設定することで未発見のポケモンを見つける(めくる)と経験値が貰え、レベルが上がるとピゴサの機能(ゲーム性の追加)が拡大されます。 そして、このめくる行為がbot、つまり、ポケモンのデータを収得していると考えられます。 追記 画像引用:「P-GO SEARCH 利用規定」 とあるので利用規定で「ピゴサIDでポケモンの情報を収得している」といっているようなものです。 ピゴサーIDをbot化するメリットとして考えられるのは 例えば東京でポケモンをゲットし、1分後大阪、さらに1分後北海道でゲットするのは「DEATH NOTE」でも物理的、常識的に不可能なのでbotであるとすぐにバレます。 一方、「めくる」ならばタイムロスなどもあり、さらに自分が今いる場所付近を「めくる」人が多いので不自然な動きにはならずbotとはばれにくいです。 また、短期間のうちに連続で「めくる」と「連打制限」というペナルティがあるみたいですね。 botがバレても数が多いのと、IDもほぼランダムなのでピゴサ本体は大してダメージを受けないと考えれらえます。 特にピゴサーIDとポケモンGOのアカウント、パスワードを同じにしている場合は「呪われます」とピゴサの規定にも書いてあります。 また、偉大な漫画「こち亀」の主人公、両津勘吉は 「まずは逃げ道を確保しておくのが『裏家業(プロフェッショナル)』の基本だ」 という名言を残しています。 つまり、ピゴサはプレイヤーが楽しめる仕組みを作っている と見せかけて、 自らの不正行為をするのと広告収入(ピゴサにも広告があります)を得るためにプレイヤーを利用しているとも考えられます。 さらに、高いゲーム性も入れているのでプレイヤーの罪悪感は薄れて行ってしまっています。 なお、この説に明確な証拠はありませんがピゴサと同じく 画像引用:「P-GO SEARCH 利用規定」 とします。 ピゴサは「しんぴのちから」に対応し、全国の人口密度が高い政令都市、中核都市に出現しているほぼすべてのポケモンが分かるようになりました。 相当なbotが動き、サーバーに負担をかけていると考えられます。 また、他のサーチツールからデータを抜き取っていたとしても総負担は同じです。 詳しくは記事の後半の公式からの見解をご覧ください。 また、最近、一部のレア、強力なポケモンが表示されなくなる「レアBAN」と呼ばれるペナルティが起きています。 そして、Twitterで「レアBAN」に関して公式の回答を受け取ったユーザーが現れ、話題になっています。 レアBANされた理由が書いてあるメールがNianticから届きました。 — 秋山TL34 (@akiyama_poke_GO) 2017年6月12日 追記 どうやらレアBANは一時的で現在は解除されているようです。 要点のまとめ ポケモンGOでは現在のところ公式で認めたサードパーティのアプリやサービスは存在しておらず、これらを使うことでゲームプレイが制限されたり、アカウントをブロックもしくは永久停止されることがあるとのこです。 https://t.co/TDmn3GhgqZ — ポケモンGO攻略班/アプリゲット (@appget_koryaku) 2017年6月6日 ピゴサを含むサーチツールは ため ユーザーの公平性を損なうツール であることは明白です。 さらにピゴサIDを持っていなくとも使っているかどうかを判断する方法はいくらでもあります。 もっと大事になれば、アップルストアなどのインストール履歴や個人情報もナイアンティック社に提供されるでしょう。 さらに、プログラムでのピゴサ自体の対策が難しくとも ピゴサ復活みたいですね。 プログラムという名の魔女狩りでも無理なら 最終手段の「不正アクセス」あたりでの社会的BANからの本物の裁判にするしかないのでしょうか。 正義は運営にあるし、国家権力も味方です。 判例もありますし。https://t.co/chltUmrUDT — ハリー青Lv37 (@HarryPotketer) 2017年5月30日 レアBAN状態になっても、利用規約やトレーナーガイドラインに従い、サードパーティのアプリの使用をやめていれば、一定期間でBANは解除されるとのことです。 https://t.co/uwDDXU5EAB — ポケモンGO攻略班/アプリゲット (@appget_koryaku) 2017年6月6日 確かに出ていたようですが とも考えられます。 ジムの改良、レイドバトルに向けて新しく「スラッシュBAN」と呼ばれている不正対策が開始されました。 詳しい内容やピゴサが対象となるのかなどは以下の記事をご参照ください。 これは2016年9月の3連休の日、お台場でのラプラス騒動が起きた際の「YOMIURI ONLINE」から一部抜粋したものです。 このなかでナイアンティック社ははっきりと 「サーチツールは規約違反」 明言しています。 ナイアンティック社CEO、つまり、ポケモンGOの最高責任者であるジョン・ハンケ氏は以下のように語っています。 “Yeah, I don’t really like that. Not a fan. We have priorities right now but they might find in the future that those things may not work. “People are only hurting themselves because it takes some fun out of the game. People are hacking around trying to take data out of our system and that’s against our terms of service.” 引用:YAHOO!FINANCE より一部抜粋 日本語訳 “ええ、私はそれが本当に好きではありません。(これらのアプリを使用する人は)ファンではありません。私たちは今、(対策への)優先順位を持っていますが、将来的にこれらのことがうまくいかないかもしれません。 「人々はゲームから楽しいものを奪うだけなので、自分自身を傷つけているだけだ。人々はシステムからデータを取り出そうとしているが、それは利用規約に反している。 ゲームがリリースされて間もないころ日本のポケモンGO公式はこのような声明を出し、 (南米地域に)配信が遅れてしまった理由はPokémon GO のアプリ外から利用規約に反してサーバーへ不正にアクセスしようとする第三者のアグレッシブな行為によるものです。 としています。 さらに、対策後のサーバーの負担状況を公開し、不正アクセスが運営の妨げになっているとしています。 画像引用:ポケモンGO公式サイト このようにサーチツールは位置偽装と同じように運営側に余計な負担をかけ、トレード機能やジムの改善など本来のポケモンGOをより面白くする仕組みを作るのを妨げているのは明白です。 もし、「ピゴサを使うのも個人の自由」という方がいらっしゃるなら また、あるTwitterのアンケートによると 8割近くのユーザーがサーチツールを使っているというデータ が出ました。 ピゴサ#ポケモンGO — gunjin (@ichimuan_ht) 2017年5月28日 ピゴサなどのサーチツールが原因で起きたとする。 公式のツールで起きたならナイアンティック社が100%の責任を世界中で負うことになる。 ピゴサレベルの公式作成は不可能。 また、ポケストップならば削除申請も可能なので、このことを踏まえるとニアバイ機能レベルが限度と思われる。 https://t.co/IPf1rDmide — ハリー青Lv37 (@HarryPotketer) 2017年6月3日 補足 ルールを破るプレイヤーはもちろん問題ですが、 公式は「プレイヤーがルールを破らないようにする仕組みづくり」も しなければならないためニアバイ機能ぐらいが限界なのだと思います。 — ハリー青Lv37 (@HarryPotketer) 2017年6月4日 確かに、ポケストップの数、ポケモンの出現数など地域格差がかなりあります。 しかし、 残念ですが、田舎にポケモンを増やすことは難しいです。 増やしたところでサーチツール用のbotも増えて、サーバーの負担が増えてしまうので。 都会のを減らしたぶんぐらいなら増やしたり、レア度を上げることぐらいならできるかもしれませんが… 結局、サーチを解決しないと無理です。 — ハリー青Lv37 (@HarryPotketer) 2017年6月11日 もう1つ ピゴサ自体は潰せると思いますし、他のゲームではチートツール作成者が逮捕されたケースもあります。 しかし、スポンサーがおり、ユーザー数はスポンサー料に関るため安易に対策ができず、レアBANなど徐々に対策を強化していると思われます。 — ハリー青Lv37 (@HarryPotketer) 2017年5月30日 海外のサーチツールで、日本でも初期に人気だった「Pokevision」の運営はこの発表を受け、 Hey guys. We wish we had some news for you At this moment, we are respecting Niantic and Nintendo’s wishes. Will keep you guys posted <3 — Pokevision (@PokeVisionGo) 2016年7月31日 日本語訳 私達はナイアンティックと任天堂の希望を尊重するよ。 とし、アプリの配信を停止しました。 日本で「ニアバイ」機能が遅れたことやジムなどのゲームバランスが崩れているのはサーチツールが原因とされていますが、あながち間違っていないようです。 追記 PokeAlertという海外のサーチツールですが株式会社ポケモンに 訴えられて、停止したようですね。 ピゴサも時間の問題化と思われます。 株ポケの追求までかわすとなるともう手に負えませんが…….. https://t.co/jNS9ZueLVR — ハリー青Lv37 (@HarryPotketer) 2017年6月2日 ジムの大型アップデートが発表されましたが、準備段階で一部のポケモンの巣が消滅したようです。 これは、新しいジム戦に向けてポケモンの出現が調整されたのではないかと考えられます。 また、レイドバトルはピゴサなどのサーチツールに対する対策なのではないかと以下の記事で考察しました。 レイドバトルが実装され、ポケモンGOの状況は変化し、サーチツールを使用していると最悪、他のスマホゲームのように使用も刑事告発される可能性があります。 他のゲームの例だと 「不正行為で課金せずに有料ガチャを行い、レアキャラをゲットする」 などが考えられます。 レイドバトルにより、従来のスマホゲームのようにポケモンGOは 課金者ほど有利なゲームになりました。 例えば、バンギラスの強化を行う場合 とこのように明らかにレイドバトル(=課金)を行うほうが効率がいいです。 課金をしない場合は従来の方法か、無料のレイドパスを使用し、コツコツとアメを貯めることになります。 しかし、サーチツールという公式が認めておらす、従来のゲームから外れた方法でポケモンをゲットし、強化していくと 「不当に課金を逃れるためにサーチを使用している」 さらに、サーチツールを用いてレイドボスである、カビゴンやバンギラス(レイドではない野生)が出現したら、通知が来るようにし、ゲットしたら、 「レイドバトルへの課金を踏み倒している」 と上記のガチャ行為に近いものとみなされ、最悪刑事責任を問われる可能性があります。 ピゴサ使用者と未使用者の格差は広がるばかり。 ジムが改良されてもレア、高個体値、あたり技で難しくなる。 ジムは相性、テクニックでまだ何とかなるが問題はトレード機能。 使用者と未使用者間のトレードは成立しないか、レアポケモンが投売りされる。 ポケモンGOの寿命は短いかも。 — ハリー青Lv37 (@HarryPotketer) 2017年5月19日 ピゴサがあればレアポケモン、高個体値、あたり技が簡単に集められるのだから、ピゴサユーザーにとってはトレード機能(ニヤバイ機能も)はほぼ必要のない機能になる。 この状況でトレードが成立するのは高個体値、あたり技のポケモンとアンノーンぐらいに限られる。 — ハリー青Lv37 (@HarryPotketer) 2017年5月19日 補足 トレード機能(ニヤバイ機能も)が本来要らなくなるユーザーはほとんどの時間をポケモンGOに費やすことができる一握りのヘビーユーザーだけだったはずだが、ピゴサでほぼ全てのユーザーが可能になってしまった。 本来、開発者が想定していたゲーム性、バランスは確実に崩壊している。 — ハリー青Lv37 (@HarryPotketer) 2017年5月19日 補足2 位置偽装ユーザーはBAN対処がしやすいが、ピゴサユーザーは対処が難しいので大元を叩くか、ユーザーのモラルで使用をやめてもらうしかない。 また、仮にピゴサがある状況でトレード機能ができてもユーザーは満足しないので開発者は報われない。 寿命どころかポケモンGOは生ける屍かも。 — ハリー青Lv37 (@HarryPotketer) 2017年5月19日 ポケモンGOはポケモンを集めるのがメインのゲームであり、ジム戦、トレード機能などはすべてそこから派生している。 その根幹でピゴサなどのサーチツール、位置偽装による不正があるとジム戦、トレード機能のバランスも崩れることになり、対策をしなければ機能を実装することはできない。 続く — ハリー青Lv37 (@HarryPotketer) 2017年5月31日 続き スマホゲームでよくある「ミッション」などを追加することも不可能。 例えば「ポッポを1週間で100匹捕まえたらポケコイン100枚プレゼント」を行ってもサーチツールで簡単に達成できるので運営は損しかしない。 続く — ハリー青Lv37 (@HarryPotketer) 2017年5月31日 仮にピゴサなどのサーチツールありきでトレード等の機能を実装するとすると 使わないプレイヤーは確実に離れる サーチツールのサーバーの負担は大きいので対応により費用が掛かる 通信量やアプリの容量も大きくなる 費用をまかなうためにより課金が必要なシステムになる — ハリー青Lv37 (@HarryPotketer) 2017年5月31日 今回の記事でピゴサの仕組みやサーチツールへの公式の考え方などをお伝えしました。
その後の展開
追記 立場逆転
ピゴサの仕組み 現在に至るまで
botとは
ピゴサはbotをどうやって走らせているのか
ピゴサーIDとは
メリット1 botであるとばれにくい
メリット2 バレても逃げられる
追記 ピゴサはとんでもない領域に…
ピゴサの利用は違反、BANされ.. 追記あり
サーチツールも含まれるので、使用には御注意下さい。
解除はされないそうです。
なのでポケGOはアンインストール致します。 pic.twitter.com/ZcJVfFXlb9
補足 現在公式が認めているツールは「PokemonGO Plus」のみ
個人情報の関係から出せないが、解除しないとのメールがきたそうです。
レアBANは一時的なはずでは
追記 スラッシュBANの対象?
サーチツールに対する公式の見解
ジョン・ハンケ氏
日本のポケモンGO公式
追記 サーチツールの使用者はどれくらい?
追記 公式でサーチツールを作ればいいんじゃないの?
追記 地域格差がひどい
追記 ピゴサ対策が遅れている理由
公式がピゴサを対処しにくい理由海外のサーチツールの対応
追記 レイドバトルでピゴサはどうなるのか
追記 悪質な場合は使用者も…
ポケモンGOの環境は大きく変化した
このままサーチツールを使用した場合…
追記 仮にピゴサがある状況が続いたら
終わりに