
ポケモンGOに登場するポケモンには素早さが存在せず、ジムバトルの攻撃スピードも技ごとに決まっています。
そのため、本編の素早さはポケモンGOでは関係ないと思われている方も多いと思いますが、実はポケモンの強さ、CPに関係しています。
この記事では本編の素早さがポケモンGOではどの用に影響するのかをみていきたいと思います。
画像引用:PokemonGO攻略BOX
目次
ポケモンGOでのステータス、CPの計算方法
この記事では分かりやすくするためにポケモンGOのステータス、CPの計算式は簡略化しました。
正確な計算式は以下の記事をご参照ください。
本編の素早さがCPに与える影響
ポケモンGOでの攻撃ステータスは本編の攻撃と特攻の種族値、防御ステータスは防御と特防の種族値から計算され、それぞれに本編の素早さの補正が掛かります。
また、HPステータスには素早さの補正は掛かりません。
さらに、CPはHP、攻撃、防御ステータスから計算されるので本編の素早さはCPに影響を与えることになります。
素早さ補正値の計算方法
素早さ補正値 = 1 + { ( 素早さ〔本編〕 - 75 ) ÷ 500 }
この値が攻撃、防御に掛け算され、最終的なステータスが決まります。
素早さのボーダーライン
本編の素早さが75のポケモンは影響がなく、それ以上のポケモンは1.○倍、それ以下のポケモンは0.○倍の影響が受けます。
つまり、本編の素早さが高いポケモンほどCPは高くなりやすい………
といいたいところですが実際はそんなに単純ではありません。
実際のポケモンのCPから素早さの影響を検証
素早さの影響を受け高いCPのポケモン
画像引用:ポケ書
フーディンはHP、防御は弱いですが攻撃、素早さ120と高いため、プラスの素早さ補正を受け、最大CPは2845と高めです。
素早さが高くともCPの低いポケモン
画像引用:ポケ書
一方マルマインはフーディンよりも素早さが150と高く、最速のポケモンですが、HP、攻撃、防御ステータスがもともと低いため、素早さの補正があっても最大CPは1873とフーディンよりも1000低いです。
素早さが低くともCPの高いポケモン
画像引用:ポケ書
カビゴンは素早さが30とマイナスの補正を受けますが、攻撃、防御、特にHPが高いため影響をほとんど受けず、最大CPは3307と高いです。
素早さが低く、CPも低いポケモン
画像引用:ポケ書
ハガネールは素早さが30とカビゴンと同じ補正を受けますが、最大CPは2404と物足りなく、ダントツの防御を活かしきれません。
加えて、カビゴンと比べてHP、攻撃が低いのも痛手となっています。
全体的な傾向
全体的に
- 攻撃、素早さの高い「速攻ポケモン」:CPは高くなりやすい 攻撃も低いとCPは低くなりやすい
- 素早さが低いが、攻撃、HP、防御が高い「鈍足高火力ポケモン」:CPは高くなりやすい
- 素早さ、攻撃、HPの低い「耐久型ポケモン」:CPは低くなりやすい
といえそうです。
終わりに
今回の記事では本編の素早さがポケモンGOの素早さにどう影響するのかを検証しました。
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。