
お台場は多くのレアポケモンが出現し、ポケモンGOの聖地といわれ、連日多くの人が訪れています。
が、レアポケモンであるラプラスを求めて多くの人が訪れ、最終的に警察が出動するという騒動が起きたことがありました。
ネット上では「ラプラス事件」、「ラプラス騒動」などと呼ばれています。
今回の記事ではこの「ラプラス騒動」について、原因などを含めまとめました。
目次
そもそも何が起きた?
2016年9月の3連休の日、多くの人がレアポケモンであるラプラスを求めて、歩行者通行止めであるレインボーブリッジ入口に押しかけた騒動です。
最終的に警察が出動し、テレビのニュースでも大きく報道されました。
【ポケモンGO】お台場の『ラプラス騒動』 動画が公開される https://t.co/CExOTs4lNK pic.twitter.com/Eqxb2hQrPi
— 速報|あんてなちゃん (@lwu4mbb) 2016年9月21日
ラプラス騒動はなぜ起きたのか?
ポケモンの出現時間に制限がある
出現したポケモンには出現時間が設定されていて、その時間内に捕まえることができなければ、そのポケモンは消滅してしまいます。
その上次はいつ現れるかなどの具体的な情報はなく、再び同じ場所に出現するという保証もありません。
さらにラプラスは非常に出現しにくい珍しいポケモンでもあります。
ラプラスの出現時間が過ぎたら次はいつ現れるか分からないという気持ちから多くのプレイヤーが押しかけてしまう形になってしまうと考えられます。
サーチツールが原因?
ポケモンGOは自分がいる場所から半径200m以内に出現しているポケモンは「近くにいるポケモン」として表示され、プレイヤーはこれを頼りにポケモンを探していきます。
しかし、今回ラプラスが出現した場所は海と、私有地で囲まれた高速道路上で通常では「近くにいるポケモン」にはまず、表示されない場所でした。
そのため、一部の報道ではポケモンの出現地が分かるツールにより場所が分かり、今回の騒動に繋がったとありました。
さらにこの記事の中でナイアンティック社ははっきりと
「サーチツールは規約違反」
明言しています。
結局はマナーの問題
もちろん、開発元のナイアンテック社も「立ち入り禁止区域に入ることや周囲への安全確認」をプレイヤーに呼びかけています。
たとえ、ポケモンの場所が分かったとしても高速道路は立ち入り禁止の場所であり、侵入したら刑事罰に問われる可能性もあります。
結局はプレイヤーのマナーがの悪さが一番の問題だったのではないでしょうか。
ラプラス騒動のその後
ラプラス騒動を受けて警視庁はナイアンテック社に対し、状況の改善を求めました。
東京・お台場で18日、人気スマートフォンゲーム「ポケモンGO」の利用者が大挙して車道になだれ込む騒ぎがあった。けが人はなかったが、事態を重く見た警視庁は運営会社と協議の場を設けるなど、状況の改善に乗り出した。
東京湾岸署によると、18日午後3時40分ごろ、東京都港区台場1丁目の路上で、「ポケモンGOをやっている200人くらいが高速道路に入りそうだ」などと110番通報が相次いだ。現場には数百人がおり、一部が車道にはみ出したり、交差点で立ち止まったり。駆けつけた署員の注意に応じなかった人もいたという。
「ポケモンGO」はスマホの画面を通して街中などに現れるモンスターを捕まえるゲーム。この日はゲーム内のレアキャラクター「ラプラス」がお台場に出現したとの情報が拡散し、利用者が殺到したとみられる。 署は20日に運営会社と協議したといい、「事故が起きてからでは遅いので、この現状を会社に伝えた」と説明。
運営会社は朝日新聞の取材に、「より安全にユーザーの皆様に遊んで頂けるように引き続き安全性に配慮していきたい」と回答した。
引用元:朝日新聞DIGITAL
過去にはポケモンGO禁止になった場所も
東京都上野にある不忍池にも多くのプレイヤーが訪れ、たびたびトラブルが発生していました。
そして、池の中心にある弁天堂ではポケモンGOが禁止になってしまいました。
神風さんの本音Blog – 各所で問題が起きているポケモンGO、ついに不忍池周辺で全面禁止に、問われるモラル。 – https://t.co/1P0LKVSKW4 pic.twitter.com/X0quM3mdzf
— テスト垢その1 (@kmkz_test) 2016年12月31日
終わりに
今回の記事ではお台場のラプラス騒動についてまとめました。
自分もポケモンGOをプレイしており、今回のようなことがあるとポケモンGOをできる場所が減ってしまうのは悲しいことです。
自身も含めマナーや安全に関して徹底していきます。